鴨鍋記録

何の脈絡もなく雑文を投下します

定型発達者はひとりで酒を飲まない(タイトル詐欺)

(多分)定型発達ではないので20歳を迎えて以来ちびちび一人で酒を飲んできた。一か月ほど前に見るからに健常そうなオッサンが「いや普通ひとりでお酒飲まないでしょ~~~」とか言っているのを聞いて、やっぱり無理な人種だななどと思うなどした。酒を飲むのが目的ではなく他人と会話したいのだろうなとは推測できるのだが、他人と会話したいだけなら酒じゃなくてもいいだろうと思うのは俺だけじゃないはず。より正確には「会話したい」ではなく「本音で話したい」ということかもしれんが、それなら人間は酒を飲まないと本音を言えないということになる。定型の人たちは不健全としか言いようがない。というか自分は酔うと眠気が来るのと同時に気分が沈んでいくので、酔ってると自覚できる程度に酔っているときに会話をしたくない。さっさと寝かせてくれ。

 

まあ実のところ上記の内容は全然本題ではなく、ここ2か月で飲んできた酒のちょっとした感想が本題である。タイトル詐欺してごめんなさい。

以下の感想はほとんどリキュールで、しかも飲みなれておらず、推奨値よりもだいぶ希釈して飲んでいた(3~4倍希釈が推奨されることが多いが、たぶん5倍以上薄めて飲んでいた気がする)ということは承知願いたい。

 

まず コーヒーとか牛乳とかで割りたくなる系のもの。

何となくココアみたいなものだろうかと予想していて、たしかに実際舌ではバニラの甘さの主張が強いのが、喉ではアルコールっぽい「辛さ」が感じられたので、少し驚いた。よくよく考えれば単に甘いのを飲みたいならココアでも飲んでおけばよろしいという話である。

 

次にオレンジジュースで割りたくなる系。

 それぞれオレンジで割れば美味しいのだが、この2つともを混ぜてしまうともっと美味しい。ヨーグリートはかなり粘度が高く、オレンジジュースに混ぜると「オレンジにヨーグルト味が加わった」というよりかは「トロッとして甘ったるい少し別のオレンジ飲料」という風になる。マンゴヤンもたいがいネトッとした甘さなので、単なるオレンジジュースよりかはオレンジソーダで割った方がバランスがとれて良いかもしれない。

 

今度は炭酸水で割りたくなる系。

炭酸水で割りたくなるというか、牛乳やジュースで割ると甘ったるくなりすぎるかも。特にルジェ ストロベリーはイチゴシロップみたいなものだと思ってもいいくらい。ミスティアは裏面説明文でオン・ザ・ロックスとソーダ割がおすすめされているが、前者はちょっと甘すぎるんじゃないかなぁと思う。とにかく両方ともソーダ割には合うと思う。

 

 あとその他、自分の中で適切な割り方を見出せなかったもの。

 テレビCMで時々見たやつ。飲みやすいけど味が薄い感じがした(いつも5倍くらいに希釈しているので猶更そう感じた)。もしかしたらバニラアイスにかけて食べるのが一番美味しくいただけるんじゃないかという気もする。今度試そう……

 

 偽じゃない電気ブラン。あれこれ適当に割ってみたものの、ちょっとまだ難しい。まあソーダ割が一番適切かも。あと1度オン・ザ・ロックスで飲んだら、ものすごい味がしたので、お酒に慣れてないうちは割るべき。

 

 初めてのウィスキー。ビビッて思いっきり炭酸水で割ったら樹の匂いしかしなかったので「なんじゃこりゃ」と思った。ちょっとどう割ればいいか分からなかったので、とりあえず現状はオン・ザ・ロックスでちびちび飲んでいる。ぶっちゃけ味がごちゃごちゃしていて美味しいのか不味いのかよく分からない。もうちょっと飲み慣れたら美味しく感じるのだろうか。

 

ということで今回は以上。わけの分からん雑多なブログになってしまっている……

読書遍歴を書くついでに好きな小説の宣伝をしまくる

小学校の3年くらいのころに『十五少年漂流記』を手にした。僕はページを黙々と繰り、荒れ狂う海の様子に慄いた。そして船が無人島に漂着したところで完全に飽きて、本を投げ捨てた。

 

時は流れる。小学5年のときに、伊坂幸太郎の『グラスホッパー』を読み切った。本格的な小説を読み切ったのはこれが初めてである。ちなみに殺し屋の話だ。

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

 

なんでこんなチョイスになったかというと、少し話が長くなる。当時週刊少年サンデーを購読していたのだが、そのとき伊坂原作(原案というべき)の『魔王 JR』が連載されていた。伊坂の『魔王』と『グラスホッパー』を足して2乗したような漫画である。この手のコミカライズは低品質になりがちだが、大須賀先生はたいへん良い仕事をしてくれたと思う。おすすめしたい。

 魔王JRの話は置いといて、とにかくこれで何となく伊坂幸太郎という奴が存在しているらしいと記憶に残っていた。そしてMBSで平日昼過ぎから夕方に放送されている『ちちんぷいぷい』という情報番組なのかバラエティ番組なのかよく分からない番組で、西靖アナウンサーが小説を紹介するコーナーが当時あったのだが、そこで『グラスホッパー』が紹介されていた。漫画の方とはずいぶん違うなぁと思って、じゃあとりあえず読むかという気持ちにさせられた。西くんありがとう……

 

 そして大体同時期に東野圭吾の『ガリレオ』シリーズも読んだ。「相棒の刑事男やのに、なんでドラマで女になっとんねん、アホか」と激怒したようなしなかったような。あと海堂尊の『バチスタ』シリーズも。実写では田口先生が男になったり女になったりしていて、本当に訳が分からなかった。

 

 そして更に時は流れる。中学2年生になった。夏休みの前あたりにライトノベルに手を伸ばし始めた。一番最初は『とある飛空士への追憶』だったと思う。ちなみに「飛空士」シリーズは「追憶」「恋歌」「夜想曲」「誓約」がある。追憶を読んだ人は夜想曲も読むべき。恋歌まで手を出せば誓約を読むしかない。これでシリーズ制覇ですよ奥さん。

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

 

 そして『涼宮ハルヒ』シリーズと『灼眼のシャナ』シリーズにほぼ同時期手を出した。両方のいぢ絵である。

涼宮ハルヒの憂鬱<「涼宮ハルヒ」シリーズ> (角川スニーカー文庫)
 

 中3のころには『俺ガイル』を追い始める。ちょうど2巻が出たあたり。リアルタイムで追ってた作品の登場人物の年齢をいつの間にか軽く超えてる絶望感やばない?

 さらに中3冬、綾辻行人というミステリ作家を知る。ちょうどアニメ『Another』(またしてもキャラデザがのいぢ)の放送が始まる少し前のことだ。とりあえず『十角館の殺人』を読んでみたところ、かなりの衝撃を受けた。読んでほしい。読め。ていうか受験生なのになんでこんなに小説開拓してたんだ中3僕。

 そして恐らく受験後、米澤穂信の〈古典部〉シリーズに手を出した。アニメ『氷菓』の放送直前である。たぶん当時は面白そうなアニメの原作を、アニメ放送前に読むというマイブームがあったのだと思う。

氷菓<「古典部」シリーズ> (角川文庫)

氷菓<「古典部」シリーズ> (角川文庫)

 

 

高校生になっても相変わらず読み続けたが、なかでも高1冬に出会った江波光則の『ストーンコールド』には心揺さぶられた。本当にたまらなかった。要約すれば「金!暴力!!セックス!!!」みたいな作品なのだが、めちゃくちゃ面白かった。江波作品唯一の欠点は「他人に薦めにくい」ところ。

ストーンコールド 魔術師スカンクシリーズ 1 (星海社FICTIONS)

ストーンコールド 魔術師スカンクシリーズ 1 (星海社FICTIONS)

 

 あと高校生の間に知った作家で印象に残っているのは、貴志祐介小野不由美あたりか。貴志は『天使の囀り』『蒼の炎』あたりがおすすめ。小野なら「十二国記」シリーズ追えばいいと思う。

天使の囀り (角川ホラー文庫)

天使の囀り (角川ホラー文庫)

 
魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

 

それとカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』も印象に残っている作品の一つ。ジャンル的にはSF文学か。日本語訳がたいへん素晴らしくて驚いた。ていうか著者は帰化英人だから本人が日本語訳書いてるんじゃないの?くらいスッと頭の中に入ってくる文章 。翻訳者のインタビュー記事を見たら「パラグラフ単位で訳しています」みたいなことが書かれていて卒倒しそうになった。すごすぎる……

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

 

 

光陰矢の如し。気づけば大学生になっていた。高校卒業セルフお祝いとしてKindle Paperwhiteを買ったおかげで、電書割合がかなり高くなった。セールも多いからたくさん買っちゃう(そして積まれる)

 

読書傾向としてはラノベ以外ではSF小説を読む割合が高まった気がする。理工系の大学に入ったからか?いくつかおすすめしておくと、野崎まど『know』、柴田勝家『クロニスタ 戦争人類学者』、柞刈湯葉『重力アルケミック』あたり。

know

know

 
重力アルケミック (星海社FICTIONS)

重力アルケミック (星海社FICTIONS)

 

野崎まどはちょうど今期放送している『正解するカド』の脚本をしている。たぶんラスト2話くらいでとんでもない展開になると思うので皆観よう。野崎まどを信じろ。柴田勝家の『クロニスタ』は伊藤計劃の『ハーモニー』の正統後継という感じ。計劃ファンは読め。それから湯葉さんは『横浜駅SF』が有名だけど、ぶっちゃけ横浜駅Twitterで淡々と芸をしている湯葉さんの謎の面白さが薄いので、そんなに読んでいて楽しくなかった(知的面白さはあるけれど)のだが、『重力アルケミック』では割とTwitterのあの感じで書かれているので読んでて楽しかった。

 

とりあえず今回は以上。次は漫画編だろうか。